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情報処理安全確保支援士試験 対策ガイド

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正解は ア

解説

IPsec(IP Security)はOSI参照モデルのネットワーク層(L3)で動作するセキュリティプロトコルスイートです。2つの主要プロトコルを含みます。①AH(Authentication Header:認証ヘッダ):送信元認証・データ完全性の保証(改ざん検知)を提供。暗号化は行わない。②ESP(Encapsulating Security Payload:暗号ペイロード):データの機密性(暗号化)・認証・完全性を提供。動作モード:トランスポートモード(エンドツーエンド)とトンネルモード(VPN構築時に使用)があります。IKE(Internet Key Exchange)により鍵交換も自動化されます。選択肢aが正解です。

なぜ他の選択肢は違うのか

選択肢 イ
S/MIME(Secure/Multipurpose Internet Mail Extensions)はメールのセキュリティプロトコルです。L7(アプリケーション層)で動作し、メールの暗号化・デジタル署名に使われます。AH/ESPは含みません。
選択肢 ウ
SSH(Secure Shell)はリモートログイン・ファイル転送を安全に行うプロトコルです。L7(アプリケーション層)で動作し、AH/ESPではなく独自の暗号化プロトコルを使用します。
選択肢 エ
XML暗号(XML Encryption)はXML文書の暗号化仕様です。WebサービスのSOAPメッセージなどのセキュリティに使われますが、L3レベルのプロトコルではなく、AH/ESPとは無関係です。

解くときのポイント

IPsec=「L3(ネットワーク層)・AH(認証のみ)+ESP(暗号化+認証)・VPN構築に使用」。TLS(L4-L7)・SSH(L7)・S/MIME(L7メール)との層の違いで区別。IPsecはIPパケット自体を保護、TLSはTCP上のアプリケーションデータを保護。