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情報処理安全確保支援士試験 対策ガイド

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正解は ウ

解説

スクラムは、アジャイル開発手法の代表的なフレームワークの一つです。スクラムでは、プロダクトオーナ・スクラムマスタ・開発チームといった「役割(ロール)」、スプリント(短い反復期間)やスプリントレビュー・デイリースクラムといった「イベント」、プロダクトバックログ・スプリントバックログ・インクリメントといった「作成物(成果物)」、そしてこれらを運用するルールから構成されます。短い反復(スプリント)を繰り返しながら、優先順位の高い要求から段階的に開発を進めます。選択肢cは「プロダクトオーナなどの役割、スプリントレビューなどのイベント、プロダクトバックログなどの作成物、及びルールから成るソフトウェア開発のフレームワークである」とあり、スクラムの構成要素を正確に述べているため正解です。他の選択肢は、XP(エクストリームプログラミング)の5つの価値とプラクティス、ASD(適応的ソフトウェア開発)のライフサイクル、FDD(ユーザ機能駆動開発)のフィーチャ単位の開発であり、いずれもアジャイル開発手法ですがスクラムとは別の手法です。各アジャイル手法のキーワードを区別しましょう。

なぜ他の選択肢は違うのか

選択肢 ア
「コミュニケーション、シンプル、フィードバック、勇気、尊重の五つの価値を基礎とし、テスト駆動型開発、ペアプログラミング、リファクタリングなどのプラクティスを採用する」は、XP(エクストリームプログラミング)の説明です。5つの価値と具体的なプラクティスを特徴とする手法であり、スクラムとは別のアジャイル開発手法です。
選択肢 イ
「推測、協調、学習のライフサイクルをもつ」は、ASD(Adaptive Software Development、適応的ソフトウェア開発)の説明です。推測・協調・学習という反復サイクルを特徴とする手法であり、役割・イベント・作成物から成るフレームワークであるスクラムとは異なります。推測・協調・学習という反復サイクルを特徴とするASD(適応的ソフトウェア開発)の説明であり、役割・イベント・作成物から成るフレームワークであるスクラムとは異なります。
選択肢 エ
「モデルの全体像を作成した上で、優先度を付けた詳細なフィーチャリストを作成し、フィーチャを単位として計画し、フィーチャ単位に設計と構築を繰り返す」は、FDD(Feature Driven Development、ユーザ機能駆動開発)の説明です。フィーチャ(機能)を単位に開発を進める手法であり、スクラムとは異なります。

解くときのポイント

スクラム=役割(プロダクトオーナ等)・イベント(スプリントレビュー等)・作成物(プロダクトバックログ等)・ルールから成るフレームワーク。対比:XP(5つの価値・TDD等)、ASD(推測・協調・学習)、FDD(フィーチャ単位)。