正解は ア
EVM(Earned Value Management、アーンドバリューマネジメント)は、プロジェクトの進捗とパフォーマンスを、出来高(アーンドバリュー)を基準に定量的に測定・管理する手法です。EVMでは、計画値であるPV(出来高計画値)、実績の出来高であるEV(出来高実績値)、実際にかかったコストであるAC(コスト実績値)という3つの基本指標を用います。これらから、コスト効率を表すCPI(=EV÷AC)と、スケジュール効率を表すSPI(=EV÷PV)を算出し、プロジェクトがコスト面・スケジュール面で計画どおり進んでいるかを評価します。つまりEVMが管理対象とするのは「コスト」と「スケジュール(進捗)」です。選択肢aの「コスト、スケジュール」が正解です。EVMは、コストとスケジュールを統一的な金額(出来高)の尺度で測ることで、両者を同時に・客観的に評価できる点が大きな利点です。品質やリスクは、EVMが直接の管理対象とする指標ではなく、別のマネジメント領域で扱われる点を区別しておきましょう。
EVM=出来高(EV)を基準にコストとスケジュールを定量管理。指標:PV・EV・AC、CPI=EV÷AC(コスト効率)、SPI=EV÷PV(スケジュール効率)。管理対象は『コストとスケジュール』。品質・リスクは別領域。