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情報処理安全確保支援士試験 対策ガイド

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正解は ウ

解説

フォワードプロキシは、クライアント(Webブラウザ)の代理として、クライアントに代わってWebサーバへリクエストを送信する中継サーバです。通常はクライアントと同じ組織内(企業内など)に置かれ、社内からインターネットへのアクセスを集約します。これにより、アクセス制御やフィルタリング、キャッシュによる高速化、社内IPアドレスの隠蔽といった効果が得られます。選択肢cは「Webブラウザの代理として、Webサーバに対するリクエストを送信する」とあり、クライアント側に立って外部サーバへ要求を出すというフォワードプロキシの本質を述べているため正解です。これと対になるのがリバースプロキシで、こちらはWebサーバの代理としてクライアントからのリクエストを受けて応答する、サーバ側に置かれる中継サーバです。フォワードプロキシは「クライアントの代理(出ていく通信を代行)」、リバースプロキシは「サーバの代理(入ってくる通信を代行)」という、代理する対象と通信方向の違いを明確に区別することが重要です。

なぜ他の選択肢は違うのか

選択肢 ア
「Webサーバと同一の組織内にあって、Webブラウザからのリクエストに対してWebサーバの代理として応答する」は、リバースプロキシの説明です。サーバ側に置かれ、サーバの代理として外部からのリクエストに応答する点が、クライアント側に立つフォワードプロキシとは正反対です。サーバ側に置かれサーバの代理として外部からの要求に応答する点で、クライアント側に立って外部サーバへ要求を送り出すフォワードプロキシとは代理対象も通信方向も逆です。
選択肢 イ
「Webブラウザと同一の組織内になければならない」は、設置場所だけに言及しており、フォワードプロキシの機能(クライアントの代理としてリクエストを送信する役割)を説明していません。フォワードプロキシは通常クライアント側に置かれますが、本質は代理機能であり、設置場所の制約だけを述べたこの記述は説明として不適切です。
選択肢 エ
「電子メールをインターネット上の複数のサーバを経由して転送する」は、SMTPによるメール中継(メールサーバ間のリレー転送)の説明です。Webアクセスを代理するプロキシとは対象とするプロトコルも役割も異なり、フォワードプロキシの説明には当たりません。メールサーバ間でメールを中継・転送するSMTPの仕組みの説明であり、Webアクセスをクライアントの代理で行うフォワードプロキシとは対象プロトコルも役割も異なります。

解くときのポイント

フォワードプロキシ=クライアント(ブラウザ)の代理で外部サーバへ要求を送る、クライアント側に設置。リバースプロキシ=サーバの代理で外部からの要求に応答、サーバ側に設置。代理する対象と通信方向で区別。