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正解は イ

解説

IDS(Intrusion Detection System:侵入検知システム)は、ネットワークやホストを監視し、不正アクセス・攻撃・不審な通信パターンを検知して管理者に通知・報告するセキュリティシステムです。IDSは「検知・報告」が主な機能であり、通信を遮断する機能を持つIPS(Intrusion Prevention System:侵入防止システム)とは異なります。ネットワーク型(NIDS)とホスト型(HIDS)があります。DMZ(境界ネットワーク)はネットワーク構成の概念、アンチパスバックは入退室管理の手法、ボットはマルウェアの一種であり、それぞれIDSとは全く異なります。

なぜ他の選択肢は違うのか

選択肢 ア
DMZ(DeMilitarized Zone:非武装地帯)は、インターネット(外部)と内部ネットワークの間に設置する中間ネットワーク領域です。Webサーバ・メールサーバなど外部公開サーバをDMZに置くことで、内部ネットワークを保護します。ネットワーク構成の概念であり、不正アクセス検知・報告システムではありません。
選択肢 ウ
アンチパスバック(Anti-Passback)は、建物・施設への入退室管理において、一人が一度に入室した後に退室せずに再度入室できないようにする物理的セキュリティの仕組みです。カードリーダーなどで実装されるアクセス制御であり、ネットワーク監視システムではありません。
選択肢 エ
ボット(Bot)は攻撃者に遠隔操作されて不正活動(スパム送信・DDoS攻撃・情報窃取)を行うマルウェアです。感染端末はボットネットを形成します。不正アクセスを「発見し報告する」IDSとは逆に、攻撃を行う側のツールです。

解くときのポイント

IDS=「不正アクセス・不審通信を検知して報告するシステム」。IPS(検知+遮断)との違いに注意。DMZ(ネットワーク分離構成)、アンチパスバック(入退室管理)、ボット(攻撃マルウェア)はIDSとは全く別物。