正解は ア
内部統制における「職務分離とけん制(相互チェック)」の概念問題です。けん制(チェック・アンド・バランス)とは、ある人・部門の行為を別の人・部門が独立してチェックすることで不正・誤りを防ぐ仕組みです。選択肢aは「営業員が旅費精算書を経理部門に提出し、経理担当者が審査して経理課長が承認する」という流れで、異なる部門間の相互チェックが実現されており、日常的なけん制の例として最も適切です。単に上司が承認するだけでは同一部門内での確認であり、独立したけん制にはなりません。
けん制(相互チェック)の要件:①異なる部門・担当者が独立してチェック②日常的・継続的に実施③処理者と承認者が分離している。「経理が審査・承認する」プロセスが典型的なけん制の例。