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正解は ア

解説

内部統制は、業務の有効性・効率性、財務報告の信頼性、法令順守、資産保全を確保するために組織内に整備・運用する仕組みです。アの「決算発表の内容に重大な誤りがあった場合に速やかに外部に公表する」は、財務報告の信頼性確保や適時開示につながる内部統制の活動として適切です。誤りを隠さず速やかに開示することは、ステークホルダーの信頼維持と透明性確保の観点から重要です。正解はアです。

なぜ他の選択肢は違うのか

選択肢 イ
支払伝票を起票した者が自ら最終承認するのは、職務分掌(担当を分けて相互牽制する)に反し、不正の温床になるため不適切です。
選択肢 ウ
洗い出したリスクを全て「回避」で対応するのは誤りです。リスク対応には回避・低減・移転・受容があり、全て回避するのは現実的でなく不適切です。
選択肢 エ
内部通報を必ず直属の上司を通じて行うルールは、上司自身が不正に関与している場合に機能せず、内部通報制度の趣旨に反するため不適切です。

解くときのポイント

内部統制では『職務分掌(担当の分離)』と『適切なリスク対応』がポイントです。一人で起票も承認も行う、上司限定の通報、などは統制不全のサインです。