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正解は ウ

解説

E-R図(Entity-Relationship図)は、業務で扱う実体(エンティティ)とその関係性を図式化するための手法です。主な目的は、業務で管理すべき対象(顧客、商品、注文など)を明確にし、それらの間にどのような関連があるのかを分かりやすく表現することです。例えば、「顧客は複数の注文をする」「1つの注文には複数の商品が含まれる」といった業務上の関係性を視覚的に表現できます。これにより、システムを作る前に、業務の本質的な構造を関係者間で共有・理解することができます。

なぜ他の選択肢は違うのか

選択肢 ア
ワークフローの把握は業務フロー図やDFD(データフロー図)の役割です。E-R図は業務の流れではなく、データ間の静的な関係を表現するものです。
選択肢 イ
現行業務の問題点の分析は、業務フロー分析やDFD分析の目的です。E-R図は現行の業務フローの分析ツールではありません。
選択肢 エ
データベースの実装方法の検討は、物理データモデリングの段階で行います。E-R図は論理データモデリングのツールであり、実装の詳細を決めるものではありません。

解くときのポイント

E-R図の目的を理解する際は、「何のために使うのか」を考えましょう。E-R図は業務で扱うデータの関係性を「概念レベル」で整理するためのツールです。業務の流れ(フロー)や実装の詳細を表現するものではないことを覚えておくと良いでしょう。