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基本情報技術者試験 対策ガイド

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正解は エ

解説

ネットワークの疎通確認とは、2つのコンピュータ間で正常に通信できるかどうかを確認することです。これは、ちょうど電話で「もしもし、聞こえますか?」と確認するようなものです。pingは、このような確認を行うための最も基本的で重要なツールです。具体的には、pingコマンドを実行すると、対象機器に対してICMP(Internet Control Message Protocol)というプロトコルを使用してエコー要求パケットを送信し、相手からの応答(エコー応答)を待ちます。応答が返ってくれば、その機器とのネットワーク接続が正常であることが確認できます。また、応答時間(ラウンドトリップタイム)も表示されるため、通信の品質も確認できます。この機能は、ネットワーク管理者が日常的なトラブルシューティングで最初に使用するツールとして、また、一般ユーザーでもインターネット接続の確認に使える基本的な診断ツールとして、ネットワークの運用に欠かせないものとなっています。

なぜ他の選択肢は違うのか

選択肢 ア
BOOTPは、Bootstrap Protocol(ブートストラッププロトコル)の略で、ネットワーク上のコンピュータが起動時にIPアドレスなどの設定情報を自動的に取得するためのプロトコルです。これは通信の確立を支援するものであり、疎通確認を行うものではありません。DHCPの前身となるプロトコルですが、現在ではほとんど使用されていません。
選択肢 イ
DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)は、ネットワーク上の機器に対して、IPアドレスやサブネットマスク、デフォルトゲートウェイなどの設定情報を自動的に割り当てるためのプロトコルです。これは通信のための初期設定を行うものであり、疎通確認の機能は持っていません。
選択肢 ウ
MIB(Management Information Base)は、ネットワーク機器の管理情報を定義したデータベースであり、SNMPプロトコルで使用される情報の集合体です。これはネットワーク機器の状態を監視・管理するための情報を格納するものであり、直接的な疎通確認を行う機能ではありません。

解くときのポイント

pingコマンドを覚えるときは、「卓球(ping-pong)」をイメージすると分かりやすいです。pingパケットを送信して応答が返ってくる様子が、まさに卓球のラリーのようです。また、実際にコマンドプロンプトやターミナルでpingコマンドを実行してみることをお勧めします。例えば「ping www.google.com」と入力すると、実際の疎通確認を体験できます。ネットワークの問題では、各プロトコルやツールの役割をしっかり区別することが重要です。BOOTPやDHCPは設定の自動化、MIBは情報管理、pingは疎通確認というように、それぞれの主目的を明確に理解しておきましょう。