正解は エ
DRAM(Dynamic Random Access Memory)の特徴を問う問題です。DRAM は1ビットを1個のトランジスタと1個のコンデンサ(キャパシタ)で記憶する構造で、メモリセルの構造が非常に単純です。そのため高集積化が容易で、大容量のメモリを安価に製造でき、ビット単価を低く抑えられます。この特性から、PC やサーバの主記憶(メインメモリ)として広く使われています。エが正解です。一方で DRAM には弱点もあります。コンデンサの電荷は時間とともに自然放電してしまうため、記憶内容を保持するには定期的に電荷を再充電する「リフレッシュ操作」が必要です。また電源を切れば記憶内容は失われる揮発性メモリです。対照的に SRAM はフリップフロップ回路で記憶するためリフレッシュ不要で高速ですが、セル構造が複雑で高価なため、キャッシュメモリなど少量高速の用途に使われます。DRAM と SRAM の対比(構造・速度・価格・リフレッシュ・用途)は午前試験の定番なので、表にして覚えておきましょう。
DRAM vs SRAM の対比表で覚える: DRAM=コンデンサ・要リフレッシュ・安価・大容量・主記憶用、SRAM=フリップフロップ・リフレッシュ不要・高価・高速・キャッシュ用。どちらも揮発性。