正解は ア
システム監査のインタビュー技法を問う問題です。システム監査人はインタビュー(ヒアリング)で監査対象部門から情報を得ますが、口頭で得た情報は主観や記憶違いを含む可能性があるため、それだけを監査の根拠とすることはできません。得られた情報を裏付ける客観的な証拠(監査証拠)として、関連する文書や記録を入手し、事実を確認することが求められます。アの「インタビューで監査対象部門から得た情報を裏付けるための文書や記録を入手するよう努める」が、適切な監査の進め方であり正解です。監査は客観的な証拠に基づいて判断する必要があるため、「言った・聞いた」だけでなく、それを証明する記録で裏付けることが監査の信頼性を支えます。他の選択肢は、監査人がその場で改善を指示する(監査人の役割を超える)、利害関係のある対象者を選ぶ(独立性・客観性に反する)、複数人での実施を避ける(むしろ記録の正確性のため複数人が望ましい)など、監査の原則に反する不適切な行動です。
システム監査は客観的証拠が原則。インタビューで得た情報は文書・記録で裏付ける。監査人はその場で改善を指示せず勧告する、独立性を保つ、という監査の基本姿勢を押さえよう。