正解は エ
システム監査人の独立性に関する問題です。システム監査は、監査対象から独立した立場の監査人が、情報システムを客観的に点検・評価・検証する活動です。独立性には外観上の独立性(監査対象部門と身分上の利害関係がないこと)と精神上の独立性(公正かつ客観的に判断すること)があり、特に外観上の独立性を保つには、監査人が被監査部門に所属していないことが必要です。本問では、会計システムを開発した情報システム部と、運用している経理部の両方が監査対象になります。したがって監査人は、情報システム部にも経理部にも所属しない者とすることで独立性を担保できます。エが正解です。経営者からの指示による監査なので、監査人は経営者直属の内部監査部門などに置くのが典型的な体制です。監査人の所属に関する問題は「被監査部門の長の直属はNG」「監査対象に関わった本人もNG」というパターンで繰り返し出題されるため、「誰が監査対象か→その部門に属していないか」という手順で判定しましょう。
監査人の独立性は「被監査部門に所属しない」が大原則。開発部門・運用部門のどちらも監査対象なら両方から独立した(経営者直属などの)立場に置く。「効率的」「機密性」は独立性を曲げる理由にならない。