正解は ア
リスク対応の分類を問う問題です。リスク対応は大きく、リスクコントロール(リスクそのものに働きかける対応)とリスクファイナンシング(リスクが顕在化したときの損失を金銭面で手当てする対応)に分けられます。リスクファイナンシングの代表が保険です。システムが被害を受けるリスクを想定して保険を掛けておけば、事故発生時の損失を保険金で補填でき、損失の財務的影響を移転(転嫁)できます。アが正解です。リスクファイナンシングには、保険などで第三者に損失を移す「移転」と、積立金などで自ら損失に備える「保有」があります。一方、リスクコントロールには、リスクの発生可能性を下げる「低減」(イやエの対策投資)、リスクを生む活動自体をやめる「回避」(ウのシステム廃止)などが含まれます。「お金で備える=ファイナンシング、リスク自体を減らす・避ける=コントロール」という大分類を押さえれば、各選択肢を機械的に仕分けできます。
リスクファイナンシング=損失への金銭的備え(保険=移転、積立=保有)。低減・回避などリスク自体に働きかけるのはリスクコントロール。「保険」とくればファイナンシングと即断。