正解は ア
TCP/IP通信におけるポート番号の役割を問う問題です。クライアント(PC)からサーバへの要求パケットでは、送信元ポート番号はPC側で動的に割り当てた50001、宛先ポート番号はHTTPの well-known ポートである80でした。サーバからの応答(戻り)パケットでは、送信元と宛先がそっくり入れ替わります。すなわち、Webサーバは自分の80番ポートから送信し(送信元=80)、PCが要求時に使った50001番ポート宛てに返す(宛先=50001)ことで、PC側は届いた応答がどの要求に対するものかを識別できます。したがって「送信元(Webサーバ)=80、宛先(PC)=50001」のアが正解です。ポート番号は通信の論理的な出入口であり、「行きと帰りで送信元・宛先が対称に入れ替わる」のが大原則です。サーバ側が応答用に新しいポート番号を使うことはなく、要求を受けたポートがそのまま応答の送信元になります。この対称性さえ理解していれば、同種の問題はすべて機械的に解けます。
応答パケットは要求パケットの送信元・宛先ポートをそのまま入れ替えたもの。サーバはwell-knownポート(HTTP=80)を使い続け、動的ポートを割り当てるのはクライアント側だけ。