正解は エ
データベースの性能悪化の原因切り分けに関する問題です。表では4つの想定原因それぞれに調査項目a〜dが対応付けられており、cに対応する想定原因は「フラグメンテーションによるディスクI/Oの増加」です。フラグメンテーション(断片化)とは、データの追加・更新・削除を繰り返すうちに、本来連続して格納されるべきデータがディスク上のあちこちに分散してしまう現象です。断片化が進むと、1件のデータを読むために複数の離れた場所へのアクセスが必要になり、ディスクI/O回数が増えて応答性能が悪化します。これを確認するには、データがどの程度断片化して格納されているかという「データの格納状況」を調査する必要があります。したがってエが正解です。なお、aの負荷・通信量の増加には「外的要因の変化の確認」、bの重いSQL実行には「遅い処理の特定」、dのバッファ不足には「キャッシュメモリのヒット率の調査」がそれぞれ対応します。原因と調査手段の論理的なつながりを考えれば、表の全行を整合的に埋められます。
原因と調査項目は「その調査で原因の有無を直接確認できるか」で対応付ける。フラグメンテーション→格納状況、重いSQL→遅い処理、バッファ不足→ヒット率、環境変化→外的要因。