正解は イ
関係モデル(リレーショナルモデル)の関係演算に関する問題です。関係演算には主に、選択(selection)・射影(projection)・結合(join)の3つがあり、これに集合演算(和・差・積など)が加わります。「関係(表)から特定の属性(列)だけを取り出す演算」は射影です。例えば社員表(社員番号、氏名、部署、給与)から氏名と部署の2列だけを取り出す操作が射影に当たります。イが正解です。混同しやすいのは選択との違いで、選択は条件に合致する「行(タプル)」を取り出す演算です。「射影=列(縦)を切り出す」「選択=行(横)を切り出す」と対で覚えるのが定石です。結合は2つ以上の表を共通の属性の値で連結して1つの表にする演算、和は同じ構造をもつ2つの表のタプルを合わせる集合演算です。SQL との対応では、射影は SELECT 句の列指定、選択は WHERE 句、結合は JOIN に相当します。関係演算と SQL の対応付けを意識すると記憶が定着しやすくなります。
関係演算は「射影=列を切る(SELECT句)」「選択=行を切る(WHERE句)」「結合=表をつなぐ(JOIN)」と SQL に対応付けて覚える。列か行かを問題文から見極めれば即答。