この試験の対策ガイド

情報セキュリティマネジメント試験 対策ガイド

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正解は ア

解説

技術者の活動に関係する法律のうち,罰則規定のないものを選ぶ問題です。公益通報者保護法は,組織の不正を通報した労働者(公益通報者)を解雇などの不利益な扱いから保護することを目的とする法律で,違反に対する刑事罰(罰則)は定められていません。したがって正解はa『公益通報者保護法』です。これに対し,個人情報保護法は個人情報の不適正な取扱いに対する命令違反などに罰則があり,特許法は特許権の侵害に対する罰則があり,不正競争防止法は営業秘密の侵害などに対する罰則があります。これら3つは罰則規定をもつため誤りです。公益通報者保護法は『保護』が目的で,通報者を守る民事的な仕組みが中心であり,刑事罰を科す構造ではない点が要点です。

なぜ他の選択肢は違うのか

選択肢 イ
個人情報保護法には罰則規定があります。個人情報保護委員会の命令に違反した場合などに罰則が科されるため,罰則のない法律ではありません。
選択肢 ウ
特許法には罰則規定があります。特許権を侵害した場合の侵害罪や,虚偽表示の罪などが定められているため,罰則のない法律ではありません。
選択肢 エ
不正競争防止法には罰則規定があります。営業秘密の不正取得・使用などに対する罰則が定められているため,罰則のない法律ではありません。

解くときのポイント

罰則規定がないのは『公益通報者保護法』(通報者の保護が目的)。個人情報保護法・特許法・不正競争防止法はいずれも罰則あり。