この概念が出た関連問題

この試験の対策ガイド

情報セキュリティマネジメント試験 対策ガイド

合格率・勉強法・参考書の選び方をまとめています

見る →
答えと解説を見る(先に解くのがおすすめ)

正解は ア

解説

フォールスポジティブ(偽陽性)とは,本来は問題のない正当なものを,誤って『異常・攻撃』と判定してしまうことです。WAF(Web Application Firewall)におけるフォールスポジティブは,正当なHTTPリクエストを攻撃と誤検知して遮断してしまうことを指します。したがって正解はa『特殊文字“<”を検出したら遮断するようWAFを設定した場合,“<”などの文字を含む正当なHTTPリクエストが送信されたとき,WAFが攻撃として検知し,遮断する』です。これは正当な通信を誤って止める典型的な偽陽性です。選択肢bは攻撃を見逃すフォールスネガティブ(偽陰性),cは不正なリクエストを正しく遮断する正常な検知(真陽性),dは攻撃を遮断できていない見逃しで,いずれもフォールスポジティブではありません。『正当なものを誤って攻撃と判定』が偽陽性の定義です。

なぜ他の選択肢は違うのか

選択肢 イ
独自フィールドを検知しない設定を悪用した攻撃を見逃す事例で,これはフォールスネガティブ(偽陰性:攻撃の見逃し)です。正当なものを誤検知する偽陽性ではありません。
選択肢 ウ
許可しない文字列を含む不正なリクエストを攻撃として正しく遮断しており,これは正常な検知(真陽性)です。誤検知である偽陽性ではありません。
選択肢 エ
悪意のある通信を分割して送られたときにWAFが遮断しない事例で,攻撃の見逃し(フォールスネガティブ)です。フォールスポジティブではありません。

解くときのポイント

フォールスポジティブ=『正当なものを誤って攻撃と判定』する偽陽性。攻撃の見逃しはフォールスネガティブ(偽陰性)。正しく遮断は真陽性。