この試験の対策ガイド

情報セキュリティマネジメント試験 対策ガイド

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正解は ア

解説

クライアントサーバシステムは,処理を要求するクライアントと,要求に応じてサービスを提供するサーバとに役割を分担して協調動作する分散処理形態です。機能を『サービス』という単位で分割し,サーバがそのサービスを提供します。したがって正解はa『クライアントとサーバが協調して,目的の処理を遂行する分散処理形態であり,サービスという概念で機能を分割し,サーバがサービスを提供する』です。クライアントは画面表示や入力受付などを担い,サーバはデータベース処理や業務ロジックなどを担う形が典型です。選択肢bは密結合システムを採用するとする点(クライアントサーバは疎結合が一般的),cはクライアントとサーバの役割を取り違えている点,dはサービスを提供するのが『クライアント上のデータベース』とする点が,それぞれ誤りです。クライアントが要求しサーバが提供するという役割分担が要点です。

なぜ他の選択肢は違うのか

選択肢 イ
クライアントサーバシステムは,独立した複数の機器がネットワークで連携する疎結合の形態が一般的です。密結合システムを採用しているという記述は適切ではありません。
選択肢 ウ
クライアントが複数サーバに対しサービスを提供し,サーバからクライアント資源へのアクセスを制御するという説明は,クライアントとサーバの役割が逆転しており誤りです。
選択肢 エ
サービスを提供するのはサーバであり,クライアント上に設置されるデータベースではありません。サービス提供の主体(サーバ)を取り違えているため誤りです。

解くときのポイント

クライアントサーバ=『要求するクライアント/提供するサーバ』に役割分担した分散処理(疎結合)。サービス単位で機能分割。役割の主体を逆にしない。