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情報処理安全確保支援士試験 対策ガイド

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正解は ア

解説

DKIM(DomainKeys Identified Mail)は電子メールの送信ドメイン認証技術で(a:正解)、「送信側メールサーバがメールヘッダにデジタル署名を付加し、受信側メールサーバがDNSのTXTレコードに公開鍵を問い合わせてデジタル署名を検証する仕組み」。DKIMの仕組み:①送信側:送信ドメインの秘密鍵でメールヘッダ・本文のハッシュ値に署名→`DKIM-Signature:`ヘッダを付加、②受信側:`DKIM-Signature:`ヘッダからセレクタ値を取得→DNS TXTレコードに公開鍵を問い合わせ→署名検証。DKIMにより送信ドメインの詐称(なりすましメール)・メール本文の改ざんを検出できる。SPF(c相当)・DMARC(認証結果に基づくポリシー適用)と組み合わせてメール認証の三本柱を形成。DKIMはRFC 6376で標準化されており、Gmail・Yahoo等の主要メールサービスが対応している。

なぜ他の選択肢は違うのか

選択肢 イ
「送信側メールサーバにおいて利用者が認証された場合にメール送信が許可される仕組み」はSMTP AUTH(SMTPサーバによる送信者認証)またはSMTP Submission(ポート587)の説明であり、DKIMとは異なる。DKIMは送信者の認証ではなく送信ドメインの正当性を受信側が検証する仕組みである。
選択肢 ウ
「メールヘッダや配送経路の情報から送信元IPアドレスを検証する仕組み」はSPF(Sender Policy Framework)の説明。SPFは送信ドメインのDNSに許可されたメールサーバのIPアドレスリストを公開し、受信側が送信元IPと照合する技術。DKIMはIPアドレスではなくデジタル署名で検証する点が異なる。
選択肢 エ
「ネットワーク機器において内部ネットワークから外部メールサーバのTCPポート25への通信を禁止する仕組み」はOP25B(Outbound Port 25 Blocking)の説明であり、スパムメール対策のISPによるポート制限技術。DKIMとは全く異なる技術概念で、ネットワーク経路制御による対策である。

解くときのポイント

メール認証の三本柱の区別: SPF(送信元IPアドレス検証)、DKIM(電子署名によるヘッダ・本文の改ざん検出)、DMARC(SPF/DKIM失敗時の処理方針)。