正解は ア
ディジタルフォレンジクスにおいてマルウェア感染PCの証拠保全は「揮発性の高い情報から順に」行う原則がある。ARPキャッシュ取得後に最優先で保全すべきは「動的に追加されたルーティングテーブル」(a:正解)。揮発性情報の優先順位(高→低):①CPUレジスタ/キャッシュ、②メモリ内容、③ARP/ルーティングテーブル(電源断で消失)、④実行中プロセス一覧、⑤開いているポート・ネットワーク接続情報、⑥ログファイル、⑦HDDデータ。ルーティングテーブルはネットワーク構成(マルウェアの通信先・追加されたバックドアルート)を把握するための重要情報で、電源断後に消失する揮発性情報に分類される。一方、HDDのファイルやVPNサーバログは不揮発性・外部サーバに保存されているため、後からでも取得できる。
証拠保全の揮発性順序(RFC 3227): CPU/レジスタ > ネットワーク接続(ARP/ルーティング)> メモリ > スワップ/ページ > ディスク > 外部媒体 > リモートログ。「揮発性が高いほど優先」。