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情報処理安全確保支援士試験 対策ガイド

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正解は ウ

解説

財務報告に係る内部統制(J-SOX)のIT全般統制とIT業務処理統制のうち、アクセス管理はIT業務処理統制の重要な要素です。IT業務処理統制のアクセス管理において重要なのは、アプリケーションシステムに業務内容に応じた権限(職務権限)を設定した利用者IDとパスワードによる認証機能を設けることです。これにより、各ユーザは自身の職務に必要な範囲のデータ・機能のみにアクセスできる「最小権限の原則」が実現されます。例えば、経理担当者は経費精算の入力はできるが、承認・支払処理は上長のみ可能とするような権限設計がアクセス管理の核心です。

なぜ他の選択肢は違うのか

選択肢 ア
アクセス管理規程を定め統一的なアクセス管理を行うことは重要ですが、これはIT全般統制(ポリシー・規程の整備)の話です。IT業務処理統制のアクセス管理は、アプリケーション上での具体的な権限設定と認証機能の実装が中心です。
選択肢 イ
アクセス権限の設定方針を定め周知徹底することも重要ですが、これも規程・方針レベルの話です。IT業務処理統制としては、方針を定めるだけでなく実際にシステムに権限を実装・設定することが求められます。
選択肢 エ
全利用者にアクセス管理の重要性について教育することはセキュリティ意識向上(啓発活動)であり、IT業務処理統制のアクセス管理そのものではありません。教育は補完的な対策ですが、アクセス管理の本質はシステム上での権限制御の実装です。

解くときのポイント

IT業務処理統制のアクセス管理:業務内容に応じた権限をアプリシステムに実装(最小権限)。規程・教育は補完的。