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情報処理安全確保支援士試験 対策ガイド

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正解は エ

解説

金融庁「財務報告に係る内部統制の評価及び監査に関する実施基準(令和5年)」では、ITの統制目標を4つ定めています:①有効性・効率性(組織の目的達成に向けた業務の有効・効率的遂行)②信頼性(財務報告の信頼性確保)③準拠性(法令・規制等への準拠)④可用性(情報・システムが必要な時に利用可能であること)。「記録した取引に漏れ、重複がないこと」は財務データの正確性・完全性に関する記述であり、財務報告の正確さ・信頼性に直結します。したがって②の「信頼性」の統制目標に含まれます。選択肢dが正解です。

なぜ他の選択肢は違うのか

選択肢 ア
可用性は「情報・情報システムが必要な時に利用可能であること」です。「漏れ・重複なく記録する」は可用性ではなく、データの正確性(信頼性)の問題です。
選択肢 イ
機密性は「権限のない者に情報が漏洩しないこと」です。取引記録の漏れ・重複は機密性(アクセス制御)とは無関係です。
選択肢 ウ
準拠性は「関連する法律・規制・契約などを遵守すること」です。取引記録の完全性(漏れ・重複なし)は法令遵守の問題ではなく、財務データの正確性(信頼性)の問題です。

解くときのポイント

ITの統制目標4つ:有効性・効率性/信頼性/準拠性/可用性。「財務報告の正確性(記録の漏れ・重複・改ざんなし)」=信頼性、「システムが使える」=可用性、「法令遵守」=準拠性。金融庁実施基準とCOSOフレームワークのIT統制目標はセットで覚える。