この概念が出た関連問題

この試験の対策ガイド

情報処理安全確保支援士試験 対策ガイド

合格率・勉強法・参考書の選び方をまとめています

見る →
答えと解説を見る(先に解くのがおすすめ)

正解は ア

解説

AACS(Advanced Access Content System)はBlu-ray Disc(ブルーレイディスク)やHD DVDで採用されているデジタルコンテンツ保護技術です。映画スタジオやIT企業の業界団体であるAACS Licensing Administratorによって管理されています。AACSはコンテンツの暗号化・鍵管理・デバイス認証を組み合わせた仕組みで、各再生機器にはAACSから割り当てられたデバイスキーが組み込まれています。コンテンツはメディアキーで暗号化され、メディアキーはデバイスキーで保護されています。不正なリッピングが発覚した場合、そのデバイスのキーを「失効」させることができるリボケーション(Revocation)機能を持ちます。なお、AACSは2007年にリバースエンジニアリングにより処理鍵が解析・公開されましたが、AACS 2.0として改良版が策定されています。

なぜ他の選択肢は違うのか

選択肢 イ
CPRM(Content Protection for Recordable Media)はSDメモリカード・DVD-R/RW・DVD-RAM等の録画可能メディア向けのコンテンツ保護技術です。デジタル放送の録画制御(コピーワンス・ダビング10)に関連して使われます。Blu-ray Discではなく、SDカードやDVD録画メディア向けの技術です。
選択肢 ウ
CSS(Content Scramble System)はDVD-Video向けに開発されたコンテンツ保護技術で、1999年にDVDリージョン制御とともに導入されました。2001年にDeCSS等でクラックされたことで有名です。BDではなく旧世代のDVD-Video向けの規格です。
選択肢 エ
WMRM(Windows Media Rights Management)はMicrosoftが開発したDRM(Digital Rights Management)技術で、Windows Media Audio/Video形式のコンテンツに対する著作権保護・ライセンス管理に使用されます。Blu-ray Discの物理メディア保護技術とは異なり、ソフトウェアベースのDRMです。

解くときのポイント

コンテンツ保護技術の対応メディア:AACS=Blu-ray・HD DVD、CSS=DVD-Video、CPRM=SDカード・DVD録画メディア(コピーワンス対応)、HDCP=HDMI/DVI接続の伝送保護、DTCP=IEEE 1394・IP伝送保護。「BD=AACS」の対応を覚えるのが最短。