この試験の対策ガイド

情報処理安全確保支援士試験 対策ガイド

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正解は ウ

解説

TCO(Total Cost of Ownership、総所有費用)は、システムの導入時にかかる初期費用(一時費用)だけでなく、導入後の運用・保守にかかる費用(継続費用)まで含めた、保有期間全体の総費用です。本問では、システムを3年間使用する前提で、各案のTCOを計算して最小のものを選びます。一時費用(ハードウェア導入費用+システム開発費用+導入教育費用)と、年間の継続費用(ネットワーク通信費用+保守費用+システム運用費用)×3年を合計します。A案:一時65+継続32×3=65+96=161。B案:一時85+継続29×3=85+87=172。C案:一時75+継続26×3=75+78=153。D案:一時85+継続24×3=85+72=157(単位は百万円)。最小はC案の153百万円です。選択肢cのC案が正解です。TCO計算のポイントは、一時費用と「年間継続費用×使用年数」を区別して合計することです。初期費用が安くても運用費用が高ければ長期的には割高になり得るため、保有期間全体で評価するのがTCOの考え方です。本問では、C案は一時費用が中程度ながら年間の継続費用が最も安いため、3年間の合計では最小になります。

なぜ他の選択肢は違うのか

選択肢 ア
A案のTCOは、一時費用(30+30+5=65)に年間継続費用(20+6+6=32)×3年=96を加えた161百万円です。最小のC案(153百万円)より高いため、TCOが最小のものを選ぶ本問の答えにはなりません。A案のTCOは一時費用65に年間継続費用32×3年=96を加えた161百万円で、最小のC案(153百万円)より高いため、TCOが最小のものを選ぶ本問の答えにはなりません。
選択肢 イ
B案のTCOは、一時費用(30+50+5=85)に年間継続費用(20+5+4=29)×3年=87を加えた172百万円です。4案の中で最も高く、TCOが最小のものを選ぶ本問の答えにはなりません。B案のTCOは一時費用85に年間継続費用29×3年=87を加えた172百万円で、4案の中で最も高いため、TCOが最小のものを選ぶ本問の答えにはなりません。
選択肢 エ
D案のTCOは、一時費用(40+40+5=85)に年間継続費用(15+5+4=24)×3年=72を加えた157百万円です。C案(153百万円)よりわずかに高いため、TCOが最小のものを選ぶ本問の答えにはなりません。D案のTCOは一時費用85に年間継続費用24×3年=72を加えた157百万円で、C案(153百万円)よりわずかに高いため、TCOが最小のものを選ぶ本問の答えにはなりません。

解くときのポイント

TCO=一時費用(導入・開発・教育)+年間継続費用(通信・保守・運用)×使用年数。各案で合計して最小を選ぶ。初期費用だけでなく運用費用も含め保有期間全体で評価するのがTCOの要点。本問はC案=153が最小。