正解は ア
本問は、データベースのフルバックアップを取得する時間間隔を2倍に延ばしたときの影響を考える問題です。フルバックアップは、ある時点のデータベース全体の複製を取るもので、そのデータ量はバックアップの取得間隔とは関係なく、その時点のデータベースの大きさで決まります。一方、バックアップとバックアップの間に行われたデータの追加・変更・削除は、更新ログ(ジャーナル)として記録されます。障害が発生してデータベースを復旧する際は、直近のフルバックアップを復元したうえで、そのバックアップ取得時点から障害発生時点までの更新ログを反映(ロールフォワード)して、最新の状態まで戻します。フルバックアップの取得間隔を2倍にすると、フルバックアップ取得時点から障害発生時点までに蓄積される更新ログの量が平均して約2倍になるため、復旧時にログを反映する平均処理時間も約2倍になります。選択肢aの「復旧時に行うログ情報の反映の平均処理時間が約2倍になる」が正しく、正解です。フルバックアップ自体のデータ量や取得処理時間は、取得間隔を変えても基本的に変わらない(その時点のDB全体の量で決まる)点が、誤りの選択肢との違いを見分けるポイントです。
フルバックアップのデータ量・取得時間は『その時点のDB全体の量』で決まり、取得間隔には依存しない。取得間隔を延ばすと、復旧時に反映する更新ログ(ロールフォワード分)が増え、復旧のログ反映時間が長くなる。