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情報処理安全確保支援士試験 対策ガイド

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正解は イ

解説

ライトスルー方式とライトバック方式はキャッシュメモリへの書込み動作の2種類です。ライトスルー方式(Write-through)は、データをキャッシュメモリと主記憶の両方に同時に書き込む方式です。主記憶の内容は常にキャッシュと一致しているため、キャッシュ一貫性が保たれています。一方でキャッシュの高速性が活かせず、書込みのたびに主記憶へのアクセスが発生します。ライトバック方式(Write-back)は、まずキャッシュメモリのみに書き込み、キャッシュから追い出されるタイミングで初めて主記憶に書き戻す方式です。書込みが高速な反面、キャッシュミス時に主記憶への書戻しが必要になることがあります。選択肢bが正しい記述です。

なぜ他の選択肢は違うのか

選択肢 ア
「キャッシュにだけ書き込む」のはライトバック方式の説明です。ライトスルーは「キャッシュと主記憶の両方に同時に書き込む」のが特徴であり、この記述は名称と説明が逆になっています。
選択肢 ウ
「キャッシュと主記憶の両方に同時に書き込む」のはライトスルー方式の説明です。ライトバック方式はキャッシュのみへの書込みが基本であり、この記述も名称と説明が逆になっています。
選択肢 エ
「キャッシュミスで追い出されるときに主記憶に書き戻す必要が生じることはない」は誤りです。ライトバック方式では、ダーティビット(変更済みフラグ)が立っているキャッシュラインが追い出される際に主記憶への書戻しが必要となります。

解くときのポイント

ライトスルー=「同時書込み→主記憶は常に最新」、ライトバック=「キャッシュのみ書込み→追い出し時に主記憶更新」。「スルー=通り抜ける=主記憶まで届く」と覚えると名称と動作が一致。試験では名称と動作の組み合わせが逆になった選択肢に注意。