この試験の対策ガイド

情報処理安全確保支援士試験 対策ガイド

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正解は イ

解説

損益計算(CVP分析)の問題です。まず今年度の実績から、変動費率と固定費を求めます。変動費は材料費200と外注費100の合計300百万円で、売上高500に対する変動費率は 300÷500=0.6(60%)です。固定費は製造固定費100と販売固定費80の合計180百万円です。検算すると、今年度の営業利益=売上高500−変動費300−固定費180=20となり、資料の営業利益20と一致します。翌年度は固定費と変動費率が変わらず、営業利益を30百万円にしたいので、翌年度の売上高をSとおくと、営業利益=売上高−変動費−固定費=S−0.6S−180=0.4S−180 です。これを30とおくと、0.4S−180=30、0.4S=210、S=525となります。したがって翌年度の売上高は525百万円を計画すべきで、選択肢bが正解です。ポイントは、変動費は売上高に比例する(変動費率が一定)ため、売上高をSと置くと変動費は0.6Sと表せること、固定費は売上高によらず一定であることを使い、目標営業利益から逆算して必要な売上高を求めることです。

なぜ他の選択肢は違うのか

選択肢 ア
510は誤りです。翌年度の売上高Sは、0.4S−180=30 を解いて S=525 と求まります。510では 0.4×510−180=24 となり、目標の営業利益30に届きません。変動費率0.6や固定費180の扱い、あるいは目標利益の計算を取り違えると生じうる過小な値です。翌年度の売上高Sは0.4S−180=30を解いてS=525と求まります。510では0.4×510−180=24となり目標の営業利益30に届かず、変動費率や固定費の扱いを取り違えた過小な値です。
選択肢 ウ
550は誤りです。0.4S−180=30 より S=525 が正しく、550では 0.4×550−180=40 となって目標の営業利益30を超えてしまいます。必要以上の売上高であり、目標利益を満たす最小の売上高を求める計算とは一致しません。0.4S−180=30よりS=525が正しく、550では0.4×550−180=40となって目標の営業利益30を超えます。目標利益を満たす最小の売上高を求める計算とは一致しません。
選択肢 エ
575は誤りです。S=525 が目標営業利益30を達成する売上高であり、575では 0.4×575−180=50 となって目標を大きく超えます。変動費率や固定費、目標利益の数値を取り違えると生じうる過大な値で、正しい逆算では525になります。S=525が目標営業利益30を達成する売上高であり、575では0.4×575−180=50となって目標を大きく超えます。数値を取り違えると生じうる過大な値です。

解くときのポイント

CVP分析:営業利益=売上高×(1−変動費率)−固定費。実績から変動費率(変動費÷売上)と固定費(固定費の合計)を求め、目標利益から売上高Sを逆算。0.4S−180=30→S=525。固定費は売上によらず一定。