正解は ウ
企業の情報システムは、その役割によってSoR(Systems of Record)とSoE(Systems of Engagement)に大別されます。SoRは、定型的な業務処理を正確に処理し、その結果を記録することを重視する、従来型の基幹系システム(会計、在庫管理など)です。一方SoE(Systems of Engagement)は、データの活用を通じて、消費者や顧客企業とのつながり(エンゲージメント)や関係性を深めることを目的とするシステムです。SNS連携、レコメンド、顧客接点での体験向上など、顧客との関わりを強化し、新たな価値を生み出すことを重視します。選択肢cは「データの活用を通じて、消費者や顧客企業とのつながりや関係性を深めるためのシステム」とあり、SoEの定義そのものなので正解です。他の選択肢は、システム基盤(インフラ)、定型業務を処理し記録するシステム(SoR)、取引データを維持管理して財務報告を行うシステム(会計システム=SoRの一種)であり、いずれもSoEとは異なります。「記録(Record)」を重視するSoRと、「つながり・関係(Engagement)」を重視するSoEの対比を理解しましょう。
SoE(Systems of Engagement)=データ活用で顧客とのつながり・関係性を深めるシステム(SNS連携・レコメンド等)。SoR(Systems of Record)=定型業務を処理し記録する基幹系(会計・在庫等)。『つながり』か『記録』かで判別。