この試験の対策ガイド

情報処理安全確保支援士試験 対策ガイド

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正解は ウ

解説

企業の情報システムは、その役割によってSoR(Systems of Record)とSoE(Systems of Engagement)に大別されます。SoRは、定型的な業務処理を正確に処理し、その結果を記録することを重視する、従来型の基幹系システム(会計、在庫管理など)です。一方SoE(Systems of Engagement)は、データの活用を通じて、消費者や顧客企業とのつながり(エンゲージメント)や関係性を深めることを目的とするシステムです。SNS連携、レコメンド、顧客接点での体験向上など、顧客との関わりを強化し、新たな価値を生み出すことを重視します。選択肢cは「データの活用を通じて、消費者や顧客企業とのつながりや関係性を深めるためのシステム」とあり、SoEの定義そのものなので正解です。他の選択肢は、システム基盤(インフラ)、定型業務を処理し記録するシステム(SoR)、取引データを維持管理して財務報告を行うシステム(会計システム=SoRの一種)であり、いずれもSoEとは異なります。「記録(Record)」を重視するSoRと、「つながり・関係(Engagement)」を重視するSoEの対比を理解しましょう。

なぜ他の選択肢は違うのか

選択肢 ア
「高可用性、拡張性、セキュリティを確保しながら情報システムを稼働・運用するためのハードウェア、ソフトウェアから構成されるシステム基盤」は、ITインフラ(システム基盤)の説明です。システムを支える基盤であり、顧客とのつながりや関係性を深めることを目的とするSoEとは役割が異なります。システムを支える基盤(ITインフラ)の説明であり、データ活用を通じて顧客とのつながりや関係性を深めることを目的とするSoEとは役割が異なります。
選択肢 イ
「社内業務プロセスに組み込まれ、定型業務を処理し、結果を記録することによって省力化を実現するためのシステム」は、SoR(Systems of Record)の説明です。定型業務の処理と記録を重視するシステムであり、顧客との関係性を深めることを重視するSoEとは目的が対照的です。定型業務の処理と結果の記録を重視するSoR(Systems of Record)の説明であり、顧客との関係性を深めることを重視するSoEとは目的が対照的です。
選択肢 エ
「日々の仕訳伝票を入力した上で、データの改ざん、消失を防ぐように取引データベースを維持・管理することによって、財務報告を行うためのシステム」は、会計システム(SoRの一種)の説明です。取引記録の正確な維持管理を重視するシステムであり、顧客とのつながりを深めるSoEとは異なります。取引記録の正確な維持管理を重視する会計システム(SoRの一種)の説明であり、データ活用で顧客とのつながりを深めるSoEとは目的が異なります。

解くときのポイント

SoE(Systems of Engagement)=データ活用で顧客とのつながり・関係性を深めるシステム(SNS連携・レコメンド等)。SoR(Systems of Record)=定型業務を処理し記録する基幹系(会計・在庫等)。『つながり』か『記録』かで判別。