この試験の対策ガイド

情報処理安全確保支援士試験 対策ガイド

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正解は ウ

解説

逓減課金方式は、使用量が増えるにつれて、単位当たりの課金額(単価)が段階的に安くなっていく課金方式です。たくさん使うほど割安になる仕組みで、大口利用者を優遇する料金体系などに用いられます。本問のグラフは縦軸が「累計の課金額」、横軸が「使用量」です。逓減課金では、使用量が増えると単価が下がるため、累計課金額は増加し続けるものの、その増加の傾きは使用量が増えるほど緩やかになっていきます。つまり、上に凸の(増加率が次第に小さくなる)曲線になります。選択肢cはこの「累計課金額が増加するが、使用量が増えるほど増加の傾きが緩やかになる(上に凸の)グラフ」であり、逓減課金方式を正しく表しているため正解です。対照的に、使用量が増えるほど単価が高くなる逓増課金方式は、増加の傾きが次第に急になる下に凸のグラフ(エ)になります。累計額が減少することはなく(ア)、上限で頭打ちになるのは定額制や上限付き課金(イ)です。単価の増減と累計グラフの凹凸の対応を理解することが解法の鍵です。

なぜ他の選択肢は違うのか

選択肢 ア
縦軸(累計課金額)が使用量とともに減少していくグラフは誤りです。使用量が増えれば課金額は積み上がっていくため、累計課金額が減少することはありません。逓減課金は単価が下がるだけで、累計額自体は増加し続けるため、右下がりのグラフは累計課金額を表すものとして不適切です。使用量が増えれば課金額は積み上がるため累計課金額が減少することはありません。逓減課金は単価が下がるだけで累計額は増加し続けるため、右下がりのグラフは不適切です。
選択肢 イ
累計課金額が直線的に増加した後、一定値(上限)で頭打ちになるグラフは、定額制や上限付き(キャップ制)の課金を表します。一定量を超えると課金が増えなくなる料金体系であり、使用量に応じて単価が下がりつつも累計額は増え続ける逓減課金方式とは異なります。一定量を超えると課金が増えなくなる定額制や上限付き(キャップ制)の課金を表す形であり、使用量に応じて累計額が増え続ける逓減課金方式とは異なります。
選択肢 エ
累計課金額が増加し、使用量が増えるほど増加の傾きが急になる(下に凸の)グラフは、逓増課金方式を表します。使用量が増えるほど単価が高くなる方式であり、使用量が増えるほど単価が安くなって傾きが緩やかになる逓減課金方式とは逆の形状です。使用量が増えるほど単価が高くなる逓増課金方式を表す下に凸の形であり、使うほど単価が安くなって傾きが緩やかになる逓減課金方式とは逆の形状です。

解くときのポイント

逓減課金=使うほど単価が安くなる→累計グラフは増加するが傾きが緩やかになる(上に凸)。逓増課金=使うほど単価が高い→傾きが急になる(下に凸)。定額・上限制は頭打ち。単価の増減と累計の凹凸を対応させる。