正解は ウ
逓減課金方式は、使用量が増えるにつれて、単位当たりの課金額(単価)が段階的に安くなっていく課金方式です。たくさん使うほど割安になる仕組みで、大口利用者を優遇する料金体系などに用いられます。本問のグラフは縦軸が「累計の課金額」、横軸が「使用量」です。逓減課金では、使用量が増えると単価が下がるため、累計課金額は増加し続けるものの、その増加の傾きは使用量が増えるほど緩やかになっていきます。つまり、上に凸の(増加率が次第に小さくなる)曲線になります。選択肢cはこの「累計課金額が増加するが、使用量が増えるほど増加の傾きが緩やかになる(上に凸の)グラフ」であり、逓減課金方式を正しく表しているため正解です。対照的に、使用量が増えるほど単価が高くなる逓増課金方式は、増加の傾きが次第に急になる下に凸のグラフ(エ)になります。累計額が減少することはなく(ア)、上限で頭打ちになるのは定額制や上限付き課金(イ)です。単価の増減と累計グラフの凹凸の対応を理解することが解法の鍵です。
逓減課金=使うほど単価が安くなる→累計グラフは増加するが傾きが緩やかになる(上に凸)。逓増課金=使うほど単価が高い→傾きが急になる(下に凸)。定額・上限制は頭打ち。単価の増減と累計の凹凸を対応させる。