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正解は ウ

解説

ジョブ群の依存関係と実行条件から、一時ファイル用に必要な磁気ディスク容量の最低値を求める問題です。各ジョブは開始時に50Mバイトの一時ファイルを作成し、後続ジョブの開始で参照され、その後続ジョブの終了時に削除されます。実行多重度は2なので、同時に実行されるジョブは最大2つです。ポイントは「ある時点で同時に存在する一時ファイルの最大個数」を求めることで、その個数×50Mバイトが必要容量になります。ジョブの依存関係(A→B,C/B→D,E/C→E/D,E→F)と多重度2、生起順のルールに従ってジョブの開始・終了と一時ファイルの生成・削除を時系列に追跡すると、ある時点で同時に4個の一時ファイルが存在する状況が生じます。したがって必要容量は 4×50 = 200Mバイトとなり、選択肢cが正解です。この種の問題は、時間の経過に沿って「どのジョブが実行中か」「どの一時ファイルがまだ削除されずに残っているか」を表に書き出して丁寧に追跡することが、確実に解くための鍵となります。

なぜ他の選択肢は違うのか

選択肢 ア
100Mバイトは誤りです。これは同時に存在する一時ファイルが2個(2×50)の場合の容量ですが、実行多重度が2であっても、先行ジョブの一時ファイルが後続ジョブの終了まで削除されずに残るため、実行中のジョブが作る分と合わせて同時に存在するファイル数は2個を超えます。追跡が不十分だと選んでしまう過小な値です。
選択肢 イ
150Mバイトは誤りです。これは同時に存在する一時ファイルが3個(3×50)の場合の容量です。依存関係と生起順のルールに従って時系列に追跡すると、ピーク時には3個ではなく4個の一時ファイルが同時に存在する瞬間があるため、3個分では容量が不足します。ピークを1つ少なく見積もった誤りです。依存関係と生起順のルールに沿って時系列に追跡すると、ピーク時には3個ではなく4個の一時ファイルが同時に存在する瞬間があるため、3個分では容量が不足します。
選択肢 エ
250Mバイトは誤りです。これは同時に存在する一時ファイルが5個(5×50)の場合の容量ですが、実行多重度2と削除のタイミングを正しく追跡すると、同時に存在する一時ファイルの最大数は5個には達せず4個です。ピークを過大に見積もっており、必要以上の容量を確保することになります。実行多重度2と一時ファイルの削除タイミングを正しく追跡すると、同時に存在する一時ファイルの最大数は5個には達せず4個にとどまるため、過大な見積もりです。

解くときのポイント

ジョブの一時ファイル容量問題は、時間軸で『実行中ジョブ』と『未削除の一時ファイル』を表に書き出し、同時存在数のピークを求めるのが定石。ピーク数×ファイルサイズが必要容量。多重度と削除タイミングに注意。