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情報処理安全確保支援士試験 対策ガイド

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正解は エ

解説

サンドボックス(sandbox)は、信頼できないプログラムを、他の領域から隔離された保護された実行環境の中で動作させる仕組みです。砂場(sandbox)の中だけで遊ばせるように、対象プログラムの動作範囲を限定するのが名称の由来です。万一そのプログラムが不正な動作(ファイル改ざん、外部への通信、他プロセスへの干渉など)をしても、隔離された領域の中に閉じ込められ、本来のシステムや他のデータへ悪影響が及ばないようにします。未知のマルウェアの挙動を安全に実行・観察して解析する用途や、Webブラウザでのスクリプト実行環境の分離、アプリケーションの権限制限などに広く使われます。選択肢dは「不正な動作をする可能性があるプログラムを特別な領域で動作させることによって、他の領域に悪影響が及ぶのを防ぐ」とあり、サンドボックスの定義そのものなので正解です。隔離環境で実行して影響を封じ込めるという「分離・隔離」の発想が、サンドボックスの核心です。

なぜ他の選択肢は違うのか

選択肢 ア
「多様なソフトウェアや機器が出力する大量のログデータを分析する」はSIEM(セキュリティ情報イベント管理)の説明です。各機器のログを集約・相関分析して脅威を検知する仕組みであり、信頼できないプログラムを隔離環境で実行して影響を封じ込めるサンドボックスとは、目的も方法もまったく異なります。各機器のログを集約・相関分析して脅威を検知する仕組みであり、プログラムを隔離環境で実行するサンドボックスとは対象も方法も異なります。
選択肢 イ
「入力フォームのHTMLタグやSQL文を無害な文字列に置き換える」はサニタイジング(エスケープ処理)の説明です。クロスサイトスクリプティングやSQLインジェクションを防ぐための入力値の無害化対策であり、プログラムを隔離して実行するサンドボックスとは別の技術です。入力データを対象とする点も異なります。
選択肢 ウ
「Webサーバの前段に設置し、特定のWebサーバへのリクエストに代理応答する」はリバースプロキシ(あるいはキャッシュサーバ)の説明です。クライアントとサーバの間で通信を中継・代理する仕組みであり、信頼できないプログラムを隔離実行して悪影響を防ぐサンドボックスとは機能が異なります。通信を中継・代理する仕組みであり、信頼できないプログラムを隔離して実行し悪影響を封じ込めるサンドボックスとは機能が大きく異なります。

解くときのポイント

サンドボックス=信頼できないプログラムを隔離環境で実行し、影響を外へ出さない仕組み。関連語:サニタイジング(入力の無害化)、SIEM(ログ分析)、リバースプロキシ(代理応答)。「隔離して封じ込める」がキーワード。