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正解は ウ

解説

情報セキュリティ関連のISO/IEC規格は27000番台に集中しており、それぞれ特定の領域をカバーしています。ISO/IEC 27001はISMS(情報セキュリティマネジメントシステム)の要求事項を定めた基盤規格です。ISO/IEC 27017はその27001を基礎として「クラウドサービスのセキュリティ管理策」を追加した拡張ガイドライン規格です。クラウドサービス特有のリスク(データの所在不明、マルチテナント環境でのデータ分離、クラウド事業者への依存など)に対応するため、クラウドサービス提供者とクラウドサービス利用者の両方に向けた具体的な管理策を規定しています。試験ではISO規格の番号と内容の対応がよく問われるため、14001(環境)、27001(情報セキュリティISMS基本)、27017(クラウドセキュリティ)などの代表的なものは番号と内容をセットで覚えることが重要です。

なぜ他の選択肢は違うのか

選択肢 ア
ISO 14001は環境マネジメントシステム(EMS)の国際規格であり、企業の環境保全活動・CO₂削減・廃棄物管理などを対象としています。情報セキュリティやクラウドとは全く無関係の分野です。「14001」という番号と「環境」という内容をセットで覚えることで混同を防げます。
選択肢 イ
JIS Q 15001は個人情報保護マネジメントシステムの日本工業規格で、プライバシーマーク制度の基準となるものです。個人情報の適切な取得・利用・管理を対象としており、クラウドサービス全般のセキュリティを扱うものではありません。「個人情報保護=15001(プライバシーマーク)」と覚えましょう。
選択肢 エ
ISO 9001は品質マネジメントシステム(QMS)の国際規格です。製品やサービスの品質を継続的に改善するためのフレームワークを提供しており、情報セキュリティには直接関係しません。「品質=9001」と番号と内容を紐づけておきましょう。

解くときのポイント

ISO規格の番号対応表:9001(品質)、14001(環境)、27001(情報セキュリティISMS)、27017(クラウドセキュリティ)、JIS Q 15001(個人情報保護)。27000番台=情報セキュリティ関連と覚えると選択肢を絞りやすいです。