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正解は ア

解説

フェルミ推定は、物理学者のエンリコ・フェルミにちなんで名付けられた推定手法です。正確な数値を得ることが難しい問題に対して、既知の情報を基に論理的な分解と積み上げを行い、おおよその数値(概数)を導き出す方法です。例えば「東京都内のコンビニの数は?」という問題に対して、「東京の人口」「1人あたりのコンビニ利用頻度」「1店舗あたりの商圏人口」などの要素に分解して推定していきます。ビジネスの現場では、市場規模の推定やリソース配分の検討などで活用されています。

なぜ他の選択肢は違うのか

選択肢 イ
これは文化人類学でよく用いられる参与観察(フィールドワーク)の手法を説明したものです。フェルミ推定とは全く異なる方法論です。
選択肢 ウ
これは回帰分析などの統計的手法の説明です。フェルミ推定は統計的な因果関係の分析ではなく、論理的な思考による概数の推定方法です。
選択肢 エ
これはデルファイ法と呼ばれる、専門家の意見を収束させて将来予測を行う手法です。フェルミ推定とは異なります。

解くときのポイント

フェルミ推定の特徴は「大きな問題を小さな部分に分解する」「既知の情報を活用する」「論理的に積み上げる」の3点です。IT業界でも、プロジェクトの工数見積もりやサーバーのキャパシティプランニングなどで、この考え方が応用されています。