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正解は イ

解説

TCO(Total Cost of Ownership:総所有コスト)は、システムの導入から廃棄までにかかる全てのコストを考慮する考え方です。近年、クラウドサービスの普及やシステムの長期運用が一般的になったことで、システムの総コストに占める運用費(ランニングコスト)の割合が大きく増加しています。そのため、初期費用(イニシャルコスト)だけでなく、運用費を含めた総合的なコスト評価が重要になり、TCOの概念が重視されるようになりました。

なぜ他の選択肢は違うのか

選択肢 ア
実際は逆で、初期費用の割合は相対的に減少傾向にあります。クラウド化により初期の設備投資を抑えられるようになった一方で、継続的な運用費用の比重が増えています。
選択肢 ウ
ソフトウェア費用の増大は事実ですが、これはTCOが重視される直接の理由ではありません。TCOが注目されるのは、運用期間全体での総コストを把握する必要性が高まったためです。
選択肢 エ
ハードウェアのコモディティ化により、むしろハードウェア費用は低下傾向にあります。TCOが重視される理由は、運用費の増大にあります。

解くときのポイント

システムの経済性を評価する際は、「氷山の一角」である初期費用だけでなく、「水面下」の運用費用まで含めて考える必要があります。特にクラウドサービスの普及により、月額課金型のコスト構造が一般的になっていることを意識しましょう。