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正解は ウ

解説

テレワーク環境下でクラウドサービスへの直接接続を導入する際の、不正アクセスリスク低減策を問う問題です。シナリオ:A社(従業員450名の商社)でテレワーク推進に伴い、社内PCからインターネットへの接続が遅くなった。解決策として「テレワーク時にA社利用クラウドサービスへ社内ネットワークを介さずに直接接続する」設定変更を検討。課題:社外からクラウドサービスへ直接アクセスできるようになることで、不正アクセスのリスクが増大する。最も効果的な対策:2要素認証(Two-Factor Authentication:2FA)の導入(選択肢C)。パスワードのみの認証より大幅にセキュリティを強化できます。例えばパスワード+スマートフォンへのワンタイムパスワード(OTP)の組み合わせにより、パスワードが漏洩しても不正ログインを防げます。スプリットトンネリング(クラウドサービスへの直接接続)を安全に使うための必須対策です。

なぜ他の選択肢は違うのか

選択肢 ア
社内ネットワークからクラウドサービスへの通信を監視することは、直接接続(スプリットトンネリング)に切り替えた場合、当該通信が社内ネットワークを経由しないため監視の対象外になります。直接接続後は社内ネットワークを通らないため、この監視では不正アクセスを検知できません。
選択肢 イ
社内ネットワークとクラウドサービス間の通信速度を制限することは、そもそも改善しようとしている「遅い接続」をさらに悪化させます。また、不正アクセスのリスクを低減する効果もありません。
選択肢 エ
グループウェアだけを直接接続の対象にすることは、直接接続の対象を絞ることで一部のリスクを減らせますが、不正アクセスそのものへの対策にはなりません。2要素認証のような認証強化が根本的な不正アクセス防止策です。
選択肢 オ
専用アプリの保存禁止機能を無効にすることは、むしろ機密データの持ち出しリスクを高めるセキュリティ上の悪化であり、不正アクセス対策の観点から逆効果です。

解くときのポイント

クラウドサービスへの社外直接アクセスのセキュリティ対策:2要素認証(2FA)が最も有効。パスワード漏洩時でも第2の認証要素で不正ログインを防ぐ。スプリットトンネリング導入時は認証強化がセットで必要。