正解は イ
損益分岐点分析(CVP 分析)の応用問題です。まず現状から変動費率を求めます。売上高100百万円のとき変動費が60百万円なので、変動費率は 60 ÷ 100 = 0.6 です。売上高から変動費を引いた残り(限界利益)の比率、すなわち限界利益率は 1 − 0.6 = 0.4 になります。限界利益は固定費を回収し、その残りが利益になるという関係から、目標利益を達成する売上高 S は「S × 限界利益率 = 固定費 + 目標利益」という式で求められます。数値を代入すると、S × 0.4 = 30 + 18 = 48 となり、S = 48 ÷ 0.4 = 120百万円です。イが正解です。検算すると、売上120百万円のとき変動費は 120 × 0.6 = 72百万円、限界利益は48百万円、固定費30百万円を引いた利益は18百万円となり、目標と一致します。損益分岐点分析の問題は「限界利益率を求める → (固定費+目標利益) ÷ 限界利益率」という手順で必ず解けます。目標利益がゼロの場合が損益分岐点売上高(本問なら 30÷0.4=75百万円)です。
目標利益達成売上高=(固定費+目標利益)÷ 限界利益率。限界利益率=1−変動費率=1−(変動費÷売上高)。答えを式に戻して利益を再計算する検算で計算ミスを防ぐ。