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基本情報技術者試験 対策ガイド

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正解は エ

解説

構造化分析法で用いられる DFD(Data Flow Diagram: データフローダイアグラム)の記法に関する問題です。DFD はシステムにおけるデータの流れと処理を表現する図で、4種類の記号で構成されます。①プロセス(○: 円): データを加工・変換する処理を表す。②データフロー(→: 矢印): データの流れを表す。③データストア(=: 平行な2本線): ファイルやデータベースなどデータの保管場所を表す。④外部実体(□: 長方形): システムの外部にあるデータの発生源や行き先(人、組織、他システムなど)を表す。図中の“○”はプロセスを表すので、エが正解です。本問の図でも、長方形(外部実体)から出たデータが矢印(データフロー)を通って円(プロセス)で処理され、平行線(データストア)に格納され、さらに別のプロセスを経て外部実体へ渡る、という流れが読み取れます。DFD の4記号は構造化分析の基本知識として繰り返し出題されるため、記号と名称・意味の対応を確実に覚えておきましょう。

なぜ他の選択肢は違うのか

選択肢 ア
アクティビティは DFD の構成要素ではなく、UML のアクティビティ図などで使われる「処理・動作」を表す用語です。DFD で処理を表すのは「プロセス」と呼ばれる円形の記号であり、用語の体系が異なります。構造化分析(DFD)と UML(オブジェクト指向)の用語を混在させた引っかけ選択肢なので、どの図法の問題かを最初に確認しましょう。
選択肢 イ
データストアは DFD の構成要素ですが、記号は円ではなく平行な2本線(または横長の開いた長方形)で表されます。ファイルやデータベースなど、データが蓄積・保管される場所を意味します。本問の図でも円とは別に平行線の記号が描かれており、それがデータストアです。記号と名称の対応を取り違えないことが大切です。
選択肢 ウ
データフローも DFD の構成要素ですが、記号は円ではなく矢印で表されます。データがどこからどこへ流れるかを示し、矢印にはデータの名前を添えて書くのが一般的です。本問の図でも、外部実体・プロセス・データストアの各記号をつなぐ線として複数描かれているのがデータフローであり、データを加工する処理そのものを表す円(プロセス)とは役割が明確に異なります。

解くときのポイント

DFD の4記号は「○=プロセス(処理)」「→=データフロー」「=(平行線)=データストア」「□=外部実体(源泉・吸収)」。記号を見たら即座に名称が出るまで暗記する。