正解は ア
バックドアに関する問題です。バックドア(裏口)とは、正規の認証手続やアクセス制御を経ずにシステムへ侵入できる、本来あってはならない抜け道のことです。攻撃者が再侵入のために仕掛ける場合もあれば、開発時のテスト用機能が残ってしまう場合もあります。アの「アクセスする際にパスワード認証などの正規の手続が必要な Web サイトに、当該手続を経ないでアクセス可能な URL」は、認証をバイパスして直接アクセスできる抜け道であり、まさにバックドアに該当します。正解はアです。例えば、ログイン後にしか表示されないはずの管理画面の URL を直接入力するとログインなしで開けてしまう、といった状態が典型例です。バックドアは「正規の手続の迂回路」という概念で覚えると、ポートスキャナ(調査ツール)、ミラーポート(運用機能)、バッファオーバーフロー(攻撃手法)といった他の選択肢との区別が明確になります。設計・実装段階で認証チェックをすべての経路に適用することが、バックドアを作り込まないための基本対策です。
バックドア=正規の認証・手続を迂回できる「抜け道」。ツール(ポートスキャナ)・運用機能(ミラーポート)・攻撃手法(バッファオーバーフロー)とは概念の種類が違う、と整理して判別する。