正解は イ
LAN のアクセス制御方式に関する問題です。CSMA/CD(Carrier Sense Multiple Access with Collision Detection: 搬送波感知多重アクセス/衝突検出)は、有線 LAN のイーサネット(10BASE-T など)で採用されてきた方式です。動作は次のとおりです。①送信したいノードは、まず伝送媒体(ケーブル)が使用中かどうかを調べ(キャリアセンス)、空いていれば送信を開始する。②複数のノードが同時に送信を始めると信号の衝突(コリジョン)が発生するため、送信しながら衝突を監視する(衝突検出)。③衝突を検出したら送信を中止し、ランダムな時間(バックオフ時間)だけ待ってから再送信を試みる。ランダムに待つことで、再衝突の確率を下げています。この動作を正しく説明しているのはイです。なお、現在主流のスイッチングハブによる全二重通信では衝突自体が発生しないため CSMA/CD は実質使われていませんが、LAN の基本方式として午前試験では繰り返し出題されています。
LAN アクセス制御は3方式で整理: CSMA/CD=空きを確認して送信・衝突したらランダム待ち再送、トークン系=送信権の巡回で衝突なし、TDMA=時間枠の割り当て。「ランダムな時間の経過後に再送」が CSMA/CD のキーワード。