正解は イ
ソフトウェアテスト手法であるファジングを問う問題です。ファジング(fuzzing)は、検査対象のソフトウェアに対して、問題を引き起こしそうな多様なデータ(極端に長い文字列、想定外の制御コード、境界値、ランダムなデータなど。これらをファズ=fuzzと呼ぶ)を大量に送り込み、異常終了やフリーズ、予期しない動作が発生しないかを観察することで、ソフトウェアに潜む脆弱性や欠陥を検出する手法です。イが正解です。開発者が想定していなかった入力に対する処理の不備(バッファオーバフロー、例外処理の漏れなど)を見つけ出せるため、セキュリティテストの一手法として広く使われています。あくまで脆弱性を「検出する」手法であって、修正までは行わない点に注意が必要です。ブラックボックス的に大量の入力を試すアプローチなので、ソースコードがなくても実施でき、製品の出荷前の品質検証や、運用前のシステムの脆弱性診断などで幅広く活用されています。
ファジング=問題を起こしそうな大量のデータを送り込み、異常動作から脆弱性を検出する手法。「検出」止まりで修正はしない点に注意。ログ相関分析(SIEM)やID管理とは別物。