この試験の対策ガイド

情報セキュリティマネジメント試験 対策ガイド

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正解は エ

解説

バックアップの再発防止策に関する設問で、正解はd(テープメディアに加え、NASにもバックアップを1週間分保持する)です。データ消失・障害に対するバックアップ戦略のポイント:①3-2-1ルール:3つのコピー・2種類の媒体・1つはオフサイト保存②RPO(Recovery Point Objective:目標復旧時点):どの時点まで遡れるか③RTO(Recovery Time Objective:目標復旧時間):どれだけ短時間で復旧できるか。選択肢dの「テープメディアに加えNASにもバックアップ」は2種類の媒体に保存する多重バックアップ戦略であり、テープのみの単一媒体に比べてデータ消失リスクを大幅に低減します。テープが壊損・紛失してもNASから復旧でき、またNASは即時アクセスが可能でRTOの短縮にも寄与します。

なぜ他の選択肢は違うのか

選択肢 ア
「DBMSをIaaS上に構築したサーバで稼働させ、データの保存場所を変更する」はバックアップの再発防止策ではなく構成変更であり、バックアップ自体の多重化・信頼性向上とは別の対策です。
選択肢 イ
「データベースのレプリケーションを行って冗長化する」は可用性向上には有効ですが、誤削除・論理的なデータ破壊に対してはレプリケーション先にも即時反映されるため、バックアップの代替にはなりません。
選択肢 ウ
「RAID5構成にする」はディスク1台の物理故障に対する耐性を持ちますが、論理障害・誤削除・ランサムウェアには対応できません。バックアップの多重化とは目的が異なります。
選択肢 オ
「毎日1回システムを停止させてフルバックアップを取得する」はRPO改善にはなりますが、バックアップ媒体の多重化(単一障害点の排除)という再発防止策の観点では不十分です。

解くときのポイント

バックアップの基本:3-2-1ルール(3コピー・2媒体・1オフサイト)。テープのみ→テープ+NASで媒体を多重化することで単一媒体障害によるデータ消失を防ぐ。RAID(物理障害対策)とバックアップ(論理障害・誤操作対策)は別概念。