正解は エ
リスク対応の「保有」とは、リスクの発生可能性・影響が許容範囲内であると判断してリスクをそのまま受け入れることです。これに対し「保有以外のリスク対応」には回避(リスクの原因となる活動を停止)・低減(発生確率または影響度を下げる対策を実施)・移転(保険・外部委託によりリスクを第三者に移す)があります。本設問では情報資産ごとにリスクの大きさ(影響度×発生可能性)と許容限度を比較し、許容限度を超えているものが「保有以外の対応が必要」と判断されます。正解はd((一)と(三))です。許容限度を超えるリスクを持つ情報資産には積極的なリスク対応が必要であり、単に受容(保有)するだけでは不適切です。リスクアセスメントの結果に基づいて各資産のリスクレベルを評価し、組織のリスク許容値と比較して対応方針を決定することがISMS運用の核心です。
リスク対応の判断基準:①リスクレベル(影響度×発生確率)を算出②組織のリスク許容値(受容基準)と比較③許容値超→回避/低減/移転を選択、許容値以内→保有。設問の表でリスク値と許容限度の大小関係を正確に読み取ることが鍵。