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情報セキュリティマネジメント試験 対策ガイド

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正解は エ

解説

内部統制の基本的要素のうち,統制活動とは,経営者の指示が適切に実行されることを確保するために定める方針や手続のことで,職務の分掌(権限と責任の分離)などが含まれます。設問の選択肢のうち,発注業務と検収業務をそれぞれ別の担当者に担当させることは,一人の担当者による不正(架空発注と検収の自作自演など)を防ぐ職務分掌の典型例であり,統制活動に該当します。したがって正解はd『発注業務と検収業務をそれぞれ別の担当者に担当させること』です。選択肢aの経営方針の明示は統制環境,bの保険加入はリスクへの対応(リスクの移転),cの内部監査部門による業務監査はモニタリングに分類され,いずれも統制活動そのものではありません。『指示の実行を確保する方針・手続(職務分掌など)』が統制活動です。

なぜ他の選択肢は違うのか

選択肢 ア
経営者が経営方針を全社的に明示することは,組織の気風や基盤に関わる統制環境に分類されます。指示の実行を確保する方針・手続である統制活動ではありません。
選択肢 イ
情報システムの故障・不具合に備えて保険に加入することは,リスクの評価と対応(リスクの移転)に関する事項です。統制活動には分類されません。
選択肢 ウ
内部監査部門が定期的に業務監査を実施することは,内部統制が有効に機能しているかを評価するモニタリングに分類されます。統制活動そのものではありません。

解くときのポイント

統制活動=指示の実行を確保する方針・手続で『職務分掌(発注と検収を分ける)』が典型。経営方針明示=統制環境,監査=モニタリングと区別。