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情報セキュリティマネジメント試験 対策ガイド

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正解は ウ

解説

メッセージ認証符号(MAC)は,メッセージが改ざんされていないこと(完全性)と,正しい鍵をもつ相手から送られたこと(認証)を確認するための値です。MACは,共有する秘密鍵とメッセージを入力として生成しますが,その生成方式には,ハッシュ関数を用いるHMACのほか,ブロック暗号を用いるCMACやCBC-MACなどがあります。設問は『ブロック暗号を用いて生成できるもの』を問うており,これに該当するのはメッセージ認証符号です。したがって正解はc『メッセージ認証符号』です。選択肢aのPKIは公開鍵基盤(証明書を管理する仕組み),bのパリティビットは1ビット単位の誤り検出符号(改ざん検知には不十分),dのルート証明書は認証局の最上位の証明書で,いずれもブロック暗号を用いてメッセージから生成する改ざん検知用の値ではありません。

なぜ他の選択肢は違うのか

選択肢 ア
PKIは公開鍵証明書を発行・管理する基盤(公開鍵基盤)です。ブロック暗号を用いてメッセージから生成する改ざん検知用の値ではありません。
選択肢 イ
パリティビットは,ビット列に1ビット付加して誤りを検出する単純な誤り検出符号です。偶然や意図的な改ざんを十分に検知できず,本問の用途には適しません。
選択肢 エ
ルート証明書は,認証局の最上位に位置する自己署名証明書です。証明書の信頼の起点であり,メッセージから生成する改ざん検知用の値ではありません。

解くときのポイント

改ざん検知用にメッセージから生成する値=メッセージ認証符号(MAC)。ハッシュ(HMAC)だけでなくブロック暗号(CMAC等)でも生成できる。PKIやパリティビットは別物。