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情報セキュリティマネジメント試験 対策ガイド

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正解は イ

解説

JIS Q 27000:2014では,リスクレベル(level of risk)を『結果(影響)とその起こりやすさ(発生可能性)の組合せとして表現される,リスクの大きさ』と定義しています。したがって正解はbです。リスクアセスメントでは,各リスクについて『影響の大きさ×発生のしやすさ』を評価してリスクレベルを求め,その大小に応じて対応の優先順位を決めます。選択肢aは『脆弱性』(脅威に付け込まれ得る資産や管理策の弱点),dは『リスク基準』(リスクの重大性を評価する目安)に近い説明であり,リスクレベルの定義ではありません。用語の定義を問う問題なので,規格の正確な文言(結果と起こりやすさの組合せ)を押さえておくことが重要です。

なぜ他の選択肢は違うのか

選択肢 ア
「脅威によって付け込まれる可能性のある,資産又は管理策の弱点」は脆弱性(vulnerability)の定義です。リスクの大きさを表すリスクレベルとは異なる用語です。
選択肢 ウ
「対応すべきリスクに付与する優先順位」はリスク対応の順位付けの考え方であり,リスクレベルそのものの定義ではありません。優先順位はリスクレベルを基に決定されます。
選択肢 エ
「リスクの重大性を評価するために目安とする条件」はリスク基準(risk criteria)に近い説明です。リスクレベルは『結果と起こりやすさの組合せ』として定義されます。

解くときのポイント

リスクレベル=『結果(影響)×起こりやすさ(可能性)』の組合せで表すリスクの大きさ。脆弱性・リスク基準の定義と取り違えない。