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情報セキュリティマネジメント試験 対策ガイド

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正解は ウ

解説

XML署名(XML Signature)は,XML文書に対するデジタル署名の仕様です。大きな特徴は,文書全体だけでなく,文書中の特定の要素(一部分)に対して署名を付けたり,複数の署名を付与したりできる柔軟性をもつ点です。したがって正解はc『XML文書全体に対する単一の署名だけではなく,文書の一部に対して署名を付与する部分署名や,複数の署名を付与する要件に対応する』です。これにより,例えば申請書の一部だけを別の人が署名するといった用途に対応できます。選択肢aはTLSによる通信路の暗号化,bはAjax(非同期通信による対話型Web)の説明,dはステガノグラフィ(データへの情報の隠蔽)の説明で,いずれもXML署名の特徴ではありません。XML文書の部分・複数署名という柔軟性が要点です。

なぜ他の選択肢は違うのか

選択肢 ア
TLSによる通信経路の暗号化や署名は,通信路上の盗聴・改ざんを防ぐ仕組みです。XML文書の一部分に署名できるというXML署名の特徴を説明したものではありません。
選択肢 イ
XMLとJavaScriptの非同期通信でWebページを動的に書き換えるのはAjaxの説明です。対話型Webページの作成技術であり,XML署名とは異なります。
選択肢 エ
署名データを画像データの中に埋め込んで存在を隠すのはステガノグラフィの説明です。情報を隠蔽する技術であり,部分署名に対応するXML署名とは目的が異なります。

解くときのポイント

XML署名=XML文書の『一部分への署名』や『複数署名』ができる柔軟なデジタル署名仕様。TLS(通信路)やAjax,ステガノグラフィと取り違えない。