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情報処理安全確保支援士試験 対策ガイド

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正解は イ

解説

OAuth 2.0は「認可(Authorization)」のためのフレームワークです。「認証」ではない点が最重要ポイントです。OAuth 2.0の仕組み:リソースオーナー(ユーザー)が認可サーバに許可を与える → 認可サーバがクライアント(アプリ)にアクセストークンを発行する → クライアントはアクセストークンを使ってリソースサーバのAPIを呼び出す。例えば「Twitterアカウントで外部アプリにツイート権限だけを付与する」のがOAuth 2.0です。ユーザーのパスワードをアプリに渡さずに、特定の権限のみを委譲できます。「認証」にはOpenID Connect(OAuth 2.0の拡張)が使われます。選択肢bの「認可サーバがリソースオーナーの許可を得てクライアントに適切な権限を付与する」が正確な説明です。

なぜ他の選択肢は違うのか

選択肢 ア
「認可サーバがアクセスしてきた者が本人かどうかを確認する」は「認証」の説明です。OAuth 2.0の認可サーバは本人確認(認証)を主目的としておらず、権限委譲(認可)が主目的です。
選択肢 ウ
「認証を行うためのプロトコルで、認証サーバが本人かどうか確認する」はOAuth 2.0ではなくOpenID ConnectまたはKerberosなどの認証プロトコルの説明です。OAuth 2.0は認可フレームワークです。
選択肢 エ
「認証を行うためのプロトコルで、認証サーバがクライアントに権限を付与する」も誤りです。処理内容(権限付与)はOAuth 2.0に近いですが「認証プロトコル」という説明が誤りです。

解くときのポイント

OAuth 2.0=「認可(Authorization)」フレームワーク。認証(Authentication)ではない。認証にはOpenID Connect(OIDC)を使う。OAuthのキーワード:「リソースオーナーの許可」「アクセストークン」「権限委譲」。「認証か認可か」を問う設問では特に注意。