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情報処理安全確保支援士試験 対策ガイド

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正解は イ

解説

SAML(Security Assertion Markup Language)はOASIS標準の「異なるインターネットドメイン間でセキュリティ情報を共有してシングルサインオン(SSO)を実現するための、XMLベースの標準規格」(b:正解)。SAMLではIdP(Identity Provider:認証情報を提供する側)とSP(Service Provider:サービス提供側)の2者間でSAMLアサーション(認証・認可情報をXMLで記述した文書)を交換することでSSOを実現する。例えばGoogle Workspaceでログインした後、他社クラウドサービス(SP)にIDPであるGoogleからのSAMLアサーションを渡して再ログインなしでアクセスできる。OAuth 2.0との違いはSAMLが認証(誰であるか)を主目的とするのに対し、OAuth 2.0は認可(何にアクセスできるか)を主目的とする点である。

なぜ他の選択肢は違うのか

選択肢 ア
「Webサーバのリソースに他のサーバが利用者に代わってアクセスすることを許可する認証プロトコル」はOAuth(Open Authorization)の説明である。OAuthは認可のためのプロトコルで、アクセストークンを発行して第三者サービスがユーザのリソースにアクセスする仕組みを提供する。SAMLとは異なる規格。
選択肢 ウ
「利用者IDとしてURLまたはXRIだけを使用できる」という記述はOpenID(旧バージョン)の説明である。OpenIDはURLベースの分散認証システムで、ユーザがOpenIDプロバイダで認証後に他サービスへのSSOを実現するが、SAMLとは異なる技術標準である。
選択肢 エ
「文書やデータの属性情報・論理構造を定義する言語SGMLをインターネット用に最適化したもの」はXML自体の説明。SAMLはXMLを基盤として構築されているが、SAMLはマークアップ言語の定義ではなく、XMLを使ってセキュリティアサーションを表現するアプリケーション規格である。

解くときのポイント

SAMLと混同しやすい技術: OAuth(認可・アクセス権限委譲)、OpenID(認証・分散ID)、OpenID Connect(OAuth 2.0上の認証レイヤー)。SAMLはXMLベースでエンタープライズ向けSSO。