この試験の対策ガイド

情報処理安全確保支援士試験 対策ガイド

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正解は イ

解説

JIS X 0160:2021は「ソフトウェアライフサイクルプロセス」に関する日本工業規格(ISO/IEC 12207の国内標準)です。この規格における「修整(Tailoring)」は、ソフトウェアライフサイクルプロセスを特定のプロジェクトや組織の要件に合わせて調整・修正または新たに定義することです。規格が定めるプロセスをそのまま適用するのではなく、プロジェクトの規模・リスク・契約要件等に応じて不要なプロセスを除外したり、必要なプロセスを追加したりすることを指します。これにより、標準プロセスを柔軟に適用できます。

なぜ他の選択肢は違うのか

選択肢 ア
シミュレーション(Simulation)はソフトウェアエンジニアリングやプロジェクト管理において、モデルを用いてシステムの動作や性能を模擬的に評価する手法です。ライフサイクルプロセスを修正・定義することではありません。
選択肢 ウ
統治(Governance)はITガバナンス・コーポレートガバナンスの文脈で、組織の方針・制御・説明責任に関する概念です。ライフサイクルプロセスの調整・定義を指す用語ではありません。ISO/IEC 38500等でITガバナンスについて定義されています。
選択肢 エ
ベンチマーキング(Benchmarking)は自組織のプロセスや性能を他組織やベストプラクティスと比較・評価する活動です。プロセスの修整・定義ではなく比較評価の手法です。

解くときのポイント

JIS X 0160の修整(Tailoring)=標準ライフサイクルプロセスをプロジェクト特性に合わせて調整・修正or新定義すること。